目次
2.02.1 ファイルシステムの設定とマウント
重要度:☆☆☆(3)
概要
- 標準的なLinuxファイルシステムの適切な設定と操作ができる。これには、各種ファイルシステムの設定およびマウントも含まれる。
詳細
- fstab設定の概念
- /etc/fstab
- ファイルシステムのマウントとアンマウント
- mount, umount, /etc/mtab, /proc/mounts, systemd
- マウントの順番
- スワップパーティションおよびファイルを操作するツール
- swapon, swapoff, mkswap
- ファイルシステムを特定しマウントするための UUID の使用
- blkid, lsblk
2.02.1の例題
- スワップ領域を作成し、有効化するために実行するコマンドの順として正しいものを選択せよ。
- systemdを採用しているシステムで、システムに緊急モードに切り替えるためのコマンドを一つ選択してください。
- Systemdを採用しているシステムでhttpdサービスの状態を確認したところ、以下のように出力された。httpdサービスの状態を確認するためのコマンドを一つ選択してください。
- /etc/fstabの各フィールドについて、正しいものを選択せよ。
- sshdサービスの自動起動を設定するコマンドを選択してください。
- 以下の出力結果のように、利用可能なすべてのブロックデバイスに対し「ラベル、UUID、ファイルシステムタイプ」を表示することのできるコマンドを選択してください。
2.02.2 ファイルシステムの管理
重要度:☆☆☆☆(4)
概要
- システムユーティリティを使用して、Linuxファイルシステムを適切に保守できる。これには、標準的なファイルシステムの操作およびSMARTデバイスの監視が含まれる。
詳細
- ファイルシステムを操作するツール
- mkfs (mkfs.*), fsck (fsck.*)
- ext4を操作するツール
- tune2fs, dumpe2fs, dump, restore
- XFS を操作するツール
- xfs_info, xfs_check, xfs_repair, xfsdump, xfsrestore
- subvolumes と snapshots を含む、 基本的な Btrfs を操作するツール
- ext4 ファイルシステムをBtrfsに変換したり操作する。
- btrfs, btrfs-convert
- HDD, SSD の健康状態を監視できる。
- smartd, smartctl
2.02.2の例題
2.02.3 論理ボリュームマネージャの設定と管理
重要度:☆☆☆(3)
概要
- 論理ボリューム、ボリュームグループ、および物理ボリュームの作成および削除ができる。これには、スナップショットと論理ボリュームのサイズ変更が含まれる。
詳細
- LVM のツールと設定ファイル
- lvm, lvm.conf
- 物理ボリュームの作成および削除方法
- pv* コマンド
- ボリュームグループの作成/削除、物理ボリュームの追加/削除、名前変更、有効化/無効化方法
- vg* コマンド
- 論理ボリュームの作成/削除、サイズ変更、名前変更、有効化/無効化方法
- lv* コマンド