主題1.01:Linuxのインストールと仮想マシン・コンテナの利用(16)

1.01.1 Linuxのインストール、起動、接続、切断と停止

重要度:☆☆☆☆(4)

概要

  • Linux をDVDやISOイメージファイルを用いて物理マシンや仮想マシンにインストールできる。
  • 物理マシンや仮想マシンのLinux の起動と停止ができる。

詳細

  • UEFI/BIOS の設定でブートメディアの優先順位を変更できる。
  • 仕様書に従って、Linux のインストールを完了できる。
    • package groupの選定, timezone, password, GUI/CUI
  • Linux システムの起動と停止ができる。
    • shutdown, reboot, halt
  • Linux システムに鍵を使って接続し、正常に切断できる。
    • ssh
    • ~/.ssh/authorized_keys, ~/.ssh/known_hosts
    • ~/.ssh/id_rsaid_rsa.pub
    • logout, exit, ^D(Ctrl+D)

1.01.2 仮想マシン・コンテナの概念と利用

重要度:☆☆☆☆(4)

概要

  • 仮想マシンとコンテナを実現する基本技術を理解している。
  • ハイパーバイザー、コンテナのそれぞれの特徴と違いを理解する。
  • 仮想マシン、コンテナの起動、停止ができる。

詳細

  • カーネルとハイパーバイザーと仮想マシンの関係を理解している。
    • ハイパーバイザー、仮想化支援機能
    • 仮想マシンとコンテナの特徴を理解している。
  • ホストOSとコンテナの関係を理解している。
  • 仮想マシンの起動と停止ができる。
    • virsh
  • 仮想マシンにログインできる。
  • コンテナの起動と停止ができる。
    • docker

1.01.3 ブートプロセスとsystemd

重要度:☆☆☆☆(4)

概要

  • UEFI/BIOSからブート完了までのブート手順について理解している。
  • システムにおけるsystemdのブートターゲットを管理できる。これには、シングルユーザモードへの変更と、システムのシャットダウンまたはリブート、デフォルトのsystemdのブートターゲットの設定も含まれる。

詳細

  • デフォルトのブートターゲットを設定する。
    • systemd, systemctl
  • ブートターゲット(シングルユーザモードを含む)を変更する。
    • systemctl
  • コマンドラインからシャットダウンおよびリブートする。
    • shutdown, halt, reboot, poweroff

1.01.4 プロセスの生成、監視、終了

重要度:☆☆☆(3)

概要

  • 基本的なプロセス管理を行える。

詳細

  • ジョブをフォアグラウンドやバックグラウンドで実行する。
    • &, bg, fg, jobs
  • ログアウト後にも実行が継続されるようにプログラムにシグナルを送信する。
    • nohup, screen, tmux
  • 活動中のプロセスを監視する。
    • top, ps, pstree, uptime
  • プロセス群を選択し、並べ替えて表示する。
    • pgrep
  • プロセスにシグナルを送信する。
    • kill, pkill, killall

1.01.5 デスクトップ環境の利用

重要度:☆(1)

概要

  • X11のデスクトップ環境のシステムを利用できる。

詳細

  • X Window System の構成要素についての基本的な理解と知識
    • startx, X サーバー, X クライアント, Display Manager, Window Manager, X Window System, 統合デスクトップ環境
  • X11 環境でのGUIをローカルおよびリモートで起動する。
    • xauth, DISPLAY, ターミナルプログラム

関連リンク