目次
1.07.1 インターネットプロトコルの基礎
重要度:☆☆☆☆(4)
概要
- TCP/IPネットワークの基礎を適切に理解していることを示すことができる。
詳細
- ネットワークマスクとCIDR表記法。
- サブネット化
- プライベートとパブリックのドット区切り形式のIPアドレスの違い。
- 一般的なTCPおよびUDPのポート(22/SSH, 25/SMTP, 53/DNS, 80/HTTP, 123/NTP, 443/HTTPS)
- UDP、TCP、およびICMPの違いや主な機能
- IPv4とIPv6の主な違い
- IPv6の基本的な機能
1.07.1の例題
1.07.2 基本的なネットワーク構成
重要度:☆☆☆☆(4)
概要
- ホスト上の設定を参照、変更、確認できる。
詳細
- ネットワークインターフェイスの設定を手作業および自動で行う。
- /etc/hostname
- ifconfig, ifup, ifdown, nmcli
- ip addr
- ホストの基本的なTCP/IP設定
- /etc/hosts, /etc/nsswitch.conf, ping
- デフォルトルートの設定
- ip route, route
1.07.2の例題
1.07.3 基本的なネットワークの問題解決
重要度:☆☆☆☆(4)
概要
- ホスト上のネットワークに関する問題解決ができる。
詳細
- ネットワークに関する問題の原因を調査する。
- host, dig, ping, ping6, netcat(nc, ncat), netstat, ss
- traceroute, traceroute6, tracepath, tracepath6
- 必要に応じてネットワークインターフェイスの追加、起動、停止、再起動、削除、および再設定する。
- ifconfig, ifup, ifdown, hostname
- ルーティングテーブルを変更、参照、設定し、不適切なデフォルトルート設定を手作業で訂正する。
- ip route, route
1.07.3の例題
- ルーティングテーブルを手動で設定することができるコマンドを2つ選択してください。
- 下記のコマンドの解説として、正しいものを一つ選択してください。「traceroute」
- 接続待ちしているTCPポートを確認することのできるコマンドをすべて選択してください。
- ホスト名からIPアドレスを調べることのできるコマンドを全て選択してください。
- 目的のホストに到達可能かどうかを確認するためのコマンドとして適切なものを一つ選択してください。
- hostnameコマンドを使用して、システムのホスト名を以下のように変更したい。
現在のホスト名:before.example.com
変更後のホスト名:after.example.com
以下の選択肢から、正しいコマンドを1つ選択してください。
1.07.4 クライアント側のDNS設定
重要度:☆☆(2)
概要
- DNSクライアントの設定ができる。
詳細
- リモートDNSサーバーに問い合わせる。
- host, dig
- ローカルの名前解決の設定によりリモートDNSサーバーを使用する。
- /etc/resolv.conf
- 名前解決の実行順序を変更する。
- getent, /etc/nsswitch.conf, /etc/hosts
1.07.4の例題
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