リナスクとは
リナスクは、主に初学者でLinux技術者としてIT業界でエンジニアの道を目指す人、技術者としてのスキルを証明できるLinuCの取得を目指している人をサポートしたいという思いで開設しました。
リナスクのリナはLinux(リナックス)やLinuC(リナック)の前半2文字「リナ」と、四角や広場を意味するスクエアや学校を意味するスクールの前半2文字「スク」を合わせた造語です。無理矢理ではありますが、四角を同音異義語である「資格」に絡めたりもしています。
開設の経緯
当サイト主宰のエスパ水澤は、元々が文系出身でLinux技術者でも何でもありませんでした。50代半ばまで様々な仕事を経験してきましたが、自分がやりたいことを実現するためにはエンジニア的スキルが必要であると痛感し、それまで手がけてきた仕事を精算して2018年初頭からエンジニアスクールに通い出します。
スクールでは学校が提供するコースの中から自由に選択して1年間好きなだけ学べるというフルスタックプログラムを選択。それなりに費用もかかりましたが、1年の間にLinux、プログラミング、データベース、ネットワークの基礎を学ぶことができました。
色々と学んだ中でもLinux、その誕生背景やオープンソースカルチャーで育まれたフリーミアムな仕組み、何十年も前に誕生したのに今も最先端の現場で使われる色あせない技術など、知れば知るほど興味深く、その世界に引き込まれていきました。
興味を持ったと言うことも大きいのか、学校に通い出してから約半年でLinuCのレベル3まで、実際は304のみですが、取得することができました。その後も、通学中にネットワーク関連ではCCNA、プログラミング関連ではJavaの資格も取得しています。
決して安いとは言えない学費でしたので、資格取得を目指すことで学習で得た知識やスキルをしっかりと証明したかったこともあります。
自分は学校に1年間通ったので、エンジニアを目指す受講生をたくさん見てきました。自分が通った昼間部は、集中して短期間でのエンジニアスキル取得を目指すこともあり、初学者が圧倒的に多く、エンジニアとして異業種からの転職を志す人が大半でした。しかも、皆授業への集中度が半端ない。
学校では、昼間部、夜間部、土日コースと、自分の都合にあわせて時間帯を選べますが、昼間の学習コースで平日5日換算で5〜8週の期間、学校に通い詰めになります。学費はコースによって異なりますが、人気のコースでは最低でも60〜70万はかかります。厚労省提供の教育訓練給付金も使えますが、それを差し引いても50万以上のまとまったお金が必要です。
自分も同様ですが、退職金を充当したり、貯金を切り崩す人もいたはずです。異業種から初学者でしかも短期間でエンジニアを目指すことがどれだけ大変なことか。新たな人生の選択に向けた決意はそれほどまでに大きく真剣なのです。
常日頃から日本ではエンジニア不足が指摘されておりますので、今後もエンジニアとして異業種からIT業界への転職にチャレンジする人は増え続けると思いますし、日本のIT業界の発展、しいては日本の成長のためにも増えて欲しいという願いもあります。
私自身も若ければエンジニアとして再スタートを切れるかもしれませんが、還暦まで数年という結構な年齢ですので、真の意味でのエンジニアになることは難しいでしょう。
一方で、資格取得を含めたこれまでの自分の様々な経験は、これからエンジニアを目指す人に少なからずお役に立てるのではと思っています。
日本でエンジニアを目指す人を応援しながら自分も成長していきたい。
1年間の勉強と資格取得を経て、そうした気持ちが沸いてきました。
ちなみに、LinuCレベル3を取得した段階で自分は55歳でした。記憶力が衰えた高齢初学者でも努力すれば資格は取れるんだということで、若い人にも自信を持っていただけるのではないでしょうか。
記憶力の衰えはこれから続きますので、得た知識を忘れないためにも、学びの継続が必要であると自覚しています。
更に言えば、自分が取得したLinuCは旧バージョンのものなので、次回更新の試験のための備えとして新バージョンの内容を自分なりに整理しておきたいということもあります。
ということで、この「リナスク」をはじめました。
元々が初学者でしたので、初学者の人が理解しやすい内容を心がけます。すでにLinuxを学習している皆さんには物足りないと思いますが、自分自身がまだまだ道半ばのようなところがありますので、そこは大目に見ていただければと思います。
Tipsやコラムなど、サイト主宰者が独自に執筆した投稿において、間違っている記述等ありましたら、優しくご指摘いただけるとありがたいです。確認後、可及的速やかに修正いたします。
当サイトの情報が、Linuxを勉強したい、LinuCを取りたい人にとって少しでもお役に立てたら幸いです。
リナスクとLPI-Japanの関係について
当サイトの運営自体にLPI-Japan様(以下敬称略)は一切関わりはありませんが、サイトの開設に関しては正式公開前に内容をご説明しており、ご賛同をいただいております。当サイトがLPI-Japanが発信している情報(テキスト、画像等)を転載する事に対しても正式に許可をいただいております。
なお、今後につきましては、LPI-Japanや関係団体・企業とのコラボレーションの可能性は否定することなく、Linuxの本質であるOSS的ポリシーの元、むしろ積極的にコラボレーションの可能性も探りながら、エンジニアを目指す人の応援に繋がる活動を続けつつ、日本国内の優秀なエンジニア輩出や養成に貢献して行ければと思っています。
サイトを構成する内容
– Linux、LinuCに関するニュースやサイトからのお知らせ。
– LinuCの詳細と学習方法などについて解説します。
– Linux関連のコマンドや、各種ノウハウなどを初学者目線で紹介する解説やコラムなど。
– Linux関連の各種教材を、主宰者が内容を確認した上で、LinuC受験に役立つかという目線で紹介します。対象は電子版を含む書籍、各種オンラインサービス。
– Linux関連の情報をまとめているサイトの中でLinuC受験に役立つサイトをご紹介。
– Linux初学者向けのプログラムやLinux関連の資格取得のためのプログラムを用意しているエンジニアスクールをご紹介します。
– 取材ご希望のスクール様からのご連絡もお待ちしております。
– 誰でも利用できるLinuCの問題集。
運営者情報・経歴
エスパ水澤(ミズサワヤスタカ)
文系大学を卒業後、日経新聞関連企業やソニー関連企業、商社などへの転職を重ねたのちフリーランスに。代表取締役を努めた有限会社イーズ・オフィス設立後、数々のWebサイトを立ち上げ、10数年にわたり情報まとめサイトの運営に携わる。ワイヤレスオーディオのまとめサイト運営時に取材したキュレーションサイト「RAKUNEW」運営会社への転職、さらにRAKUNEW事業譲渡によるTSUTAYA関連企業への転籍を経て再度フリーランスとなる。2019年春よりキャッシュレス決済ソリューション開発会社の顧問を努めるも、日本のエンジニア育成に何らかのカタチで携わりたいと思いリナスク立ち上げを決意。2020年、エンジニアスクールの草分けであるリナックスアカデミーで企業研修講師を務めながら約半年の準備期間を経てリナスクをスクラッチで立ち上げ。
趣味は主に音楽です。Andy Timmonsというロックギタリストが一番好き。ギターも弾きます。昔からAORやCity Popも好きです。
これまで取得した資格(2018/3〜)
民間資格
- LinuC
- Level1
- Level2
- Level3(304)
- 認定Kubernetes管理者 (CKA-JP)
- 認定Kubernetesアプリケーション開発者(CKAD-JP)
- 認定Kubernetesクラウドネイティブアソシエイト(KCNA-JP)
- LFCS: Linux Foundation Certified Systems Administrator
- Linux Essentials
- Linux Professional Institute LPIC-1
- CCNA
- Java Bronze
- 個人情報保護士
- 情報セキュリティ管理士
国家資格
- 情報セキュリティマネジメント認定試験
- ITパスポート
サイト運営経験
参考 Clie User Club!<クリクラ>ソニーPDA「Clie」のファンサイト
参考 Bluetooth Music Laboワイヤレス対応オーディオの総合情報サイト
免責事項
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