ピアソンVUE、オンライン監督試験でLPI-Japanとのパートナーシップを拡張

ナショナル・コンピュータ・システムズ・ジャパン株式会社 (ピアソンVUE) は、LinuCを企画開発運用する特定非営利活動法人エルピーアイジャパン (以下:LPI-Japan) と、CBT試験配信における複数年契約を更新したと発表しました。

本契約により、これまでのピアソンVUE公認テストセンターでの試験配信の継続に加え、新たにオンライン監督の試験配信ソリューションを以下の試験に提供します。

● Linux技術者認定試験 LinuC(リナック)- https://linuc.org/
● OSS-DB技術者認定試験 – https://oss-db.jp/
● HTML5プロフェッショナル認定試験 – https://html5exam.jp/
● OPCEL認定試験 – https://opcel.org/

LPI-Japanは、コロナ禍により日本国内あるいは海外のテストセンターで一時的に受験ができなくなった場合でも、プロフェッショナル認定を継続し、受験者に柔軟で利便性の高い方法による受験を提供することは、非常に重要なこと捉えています。

ピアソンVUE のオンライン監督試験OnVUEは、受験者が快適な自宅や職場で、ウェブカメラを介して遠隔の試験監督員 (プロクター) に監視されながら試験を受けることを可能にします。また、OnVUEで受験する際の試験監督員とのコミュニケーションは日本語で行われます。

11月9日より、LinuC レベル1 およびレベル2(いずれもVersion 10.0の日本語版)の OnVUE試験が開始されており、他の試験のOnVUE試験も順次開始される予定。

LPI-Japanの鈴木理事長は「当団体の認定試験を、日本語で会話ができる試験監督員によって実施できることは、テストセンターから遠い地域にお住まいの方、またコロナ禍で外出を控えている方などに対し、新たな選択肢とさらなる利便性を提供することができ、大変うれしく思っております」とコメント。

ピアソンVUEの池田代表取締役は「LPI-Japan の試験は、日本語の試験監督員によるオンライン監督試験を実施する初の日本の試験プログラムとなります。コロナ禍の厳しい状況でも、オンライン監督ソリューションによる試験配信を提供することで、 LPI-Japan の受験者をサポートできることを嬉しく思います」とコメント。

エスパくん

自分はLinuCの5回分含め、テストセンターで8回ほど受験しました。入室時は持ち物などを厳格にチェックされますし、試験中もカメラで監視されていましたが、会場は静かですし防音用のイヤーマフもあって集中できる環境ではあります。個人的には可能であればテストセンターで受験されることをお勧めします。試験を受けたという実感もありますので。

参考:CBTの詳細はピアソンVUEのサイトで確認できます。

参考 CBTとは?ピアソンVUE