2021年1月30日にオンラインで開催された「オープンソースカンファレンス2021 Online/Osaka」にて、LPI-Japanスポンサー枠として実施された『LinuxマシンをLinuCの学習にも使える、ブラウザだけで使えるクラウド環境ハンズオン』の当日のセミナー動画がYouTubeのOSPN.jpチャンネルで公開されました。
なお、講師は当サイト主宰の私エスパ水澤が担当いたしました。セミナーでは、Webブラウザだけで操作できる無料のクラウドサービス「Katacoda」をLinux学習環境として利用する方法を、CentOSのプレイグラウンドを使いアプリケーションのインストールや動作確認を通じて具体的に紹介しました。
ちなみに、今回のハンズオンで実施したことは以下の通りです。
- クラウド経由でLinuxの仮想環境を起動
- 各種コマンドでクラウド環境の情報確認
- アプリケーションのインストールと動作確認
- サーバーアプリケーションのインストールと起動、動作確認
- Dockerでコンテナを動かす
動画をご覧いただきながら、KatacodaのLinuxインスタンスを操作していただければ当日のセミナーを追体験できますので、興味のある方は下の参考資料を利用しながらトライしてみてください。
参考資料
また、KatacodaやPaiza Cloudの紹介記事もあわせてごらにただくと理解が深まると思います。
講師担当からひとこと
当日はZoomミーティングを活用したリモートの講演形式での開催でしたが、YouTubeでもライブ配信されました。たどたどしいしゃべりで聞きにくいところも多々あったと思いますが、致命的なミスやトラブルが無かったのが唯一の救いでした。LPI-Japanが定期開催している解説技術セミナーもOSCのセミナーも実際に手を動かしていただくハンズオン型式は少ないので参加者の皆さんの反応が心配でしたが、なにやらアンケート結果も良かったようで安心しました。今後も講師の依頼ががあれば実施させていただきたいと思っていますので、またご一緒できる機会がありましたらよろしくお願いいたします。
後余談ですが、KatacodaのUbuntu PlayGroundは、VScodeが統合されている。Webブラウザで動作するVScodeはエディタとして使えるので設定ファイルの編集などにも便利です。また、PaizaCloudは、WindowsやMacのターミナルアプリからSSHログイン可能。SSH設定で接続元マシンの公開鍵を登録して、指定のSSHコマンドで接続。SSHの学習にも利用できると思います。