LPI-Japanは、、Linux技術者認定試験「LinuC」の勉強を始めた方、学習を進めるためのコツを知りたい方を対象に、出題範囲の主題ごとに技術解説を行っていくセミナーを2021年3月20日(土)に開催。そのオンラインセミナーの模様がYouTube公式チャンネルにて公開されました。
セミナーは、LinuC レベル1 Version10.0の項目である 、「1.01.1 Linuxのインストール、起動、接続、切断と停止」、「1.04.1 apt コマンドによるパッケージ管理」がテーマで、Ubuntuを使ってLinuxシステムを構築、運用する際の注意点などについて解説。LinuCレベル1 Version10.0の受験を検討されている方は、必見の内容とのこと。なお、本セミナーは試験対策ではなく、出題範囲に関連する技術解説です。
なお、当日のセミナー資料や参加者からの感想はLPI-Japan公式サイトで確認できます。
参考 Linux研修【オンライン】Ubuntuのインストールと設定、aptコマンドによるパッケージ管理LPI-Japan
セミナー内容
■解説する主題・内容 ハンズオンを通じてコンテナ技術に実際に体験していただき、以下の主題の理解を深めます。 レベル1 副題:1.01.2 仮想マシン・コンテナの概念と利用 レベル2 副題:2.06.1:コンテナの仕組み 副題:2.06.2:Dockerコンテナとコンテナイメージの管理 *体験いただくテーマはレベル1の範囲を超えますが、それほどコンテナを触れたことがない人を対象とした内容となります。 ■解説するポイント ・Dockerの基本 ー概要と仕組み ーメリット・デメリット ・Dockerを使う方法 (今回のセミナーでは、Katacoda/クラウドサービスを利用します) ・ハンズオンの内容 ーDockerを動かしてみよう(コマンド操作) ーWordPressサーバーの構築 ■参加者の想定スキルレベル ・コンテナについて勉強したい ・Linuxについて勉強を始めたばかり(LinuCレベル1取得が目標) ■セミナーのゴール ・コンテナの起動・再開・停止が行える(1.02.2の範囲) ・Dockerコンテナを実際に自分の手で操作してみる(2.06.2の一部) 主題:1.01:Linuxのインストールと仮想マシン・コンテナの利用 副題:1.01.1 Linuxのインストール、起動、接続、切断と停止 主題:1.04:リポジトリとパッケージ管理 副題:1.04.1 apt コマンドによるパッケージ管理 Ubuntuを使ってLinuxシステムを構築、運用する際の注意点などについて解説します。 |
■解説するポイント Ubuntuとは Ubuntuのインストールと設定 aptコマンドによるパッケージ管理 |
■参加者の想定スキルレベル これからLinuxを学習しようと考えている方。 Ubuntu/Debian GNU/Linux以外のディストリビューションを扱っている方。 |
■セミナーのゴール Ubuntuの特徴を理解することができる。 Ubuntuを使った基本的なシステムの構築ができる。 |
講師紹介
水野 源 氏
Ubuntu Japanese Teamおよびubuntu.comメンバー。コミュニティではカンファレンスでの発表や翻訳、Debian GNU/Linuxのパッケージメンテナンスなどを担当。著書に「Ubuntu Linux入門キット」「Ubuntuではじめる! Linux入門キット 14.04対応」(共に秀和システム)など。現在日経Linux誌で「Linux100%活用ガイド」を連載中。
宮原 徹 氏
Linuxサーバー構築標準教科書、Linuxシステム管理教科書、Linux標準教科書などの監修者。Linuxおよびオープンソース関係の教育およびトレーニングを手がけ、書籍、雑誌、Webなどの著述も多数。LPI-Japan発行のメールマガジンにも例題解説などを寄稿している。また、幅広いOSSに関する情報提供の場として「オープンソースカンファレンス(OSC)」の企画運営も。OSCは2004年9月より100回以上、全国各地で開催されています。
リナクスから一言
エスパくん
2021年CentOS開発終了を控え、乗り換えたい人に〜」をLinuCの試験範囲に当てはめてアレンジした内容のようです。全般的にかなり詰め込んだ内容になっており、初学者が全体像を理解するのは難しい印象。後半にWebサーバーの構築の実例紹介がありますが、実機操作は無くプレゼンベースなのも残念。少なからず、実際の画面を見せてくれると印象も違うのですが…。