あずき本の著者でもお馴染みの中島能和先生が著者のABC順に収録されたLinuxコマンドのリファレンス本。LPI-Japanの学習補助教材になっています。
目次
「LinuxコマンドABCリファレンス」の概要
内容の抜粋
開発現場で使用される330超のコマンドを厳選し収録したコマンドリファレンス。
コマンドをABC順に記載することで探しているコマンドをすぐに見つけることが可能。
1つ1つ中島先生による丁寧な解説が行なわれています。
【対応ディストリビューション】
CentOS7/Ubuntu 16.04LTS/Raspbian/WSL(Ubuntu 16.04LTS)
著者
中島能和
Linuxやセキュリティ、オープンソース全般の教育や教育開発に従事
目次
- introduction シェルとコマンド
- コマンドラインの基礎
- Linuxの基礎知識
- コマンドリファレンス(A-Z順)
- appendix
- コマンド逆引き表
シェルコマンド、ファイル操作コマンド、パーミッション管理コマンド、プロセス管理コマンド、ユーザー管理コマンド、システム管理コマンド、ネットワークコマンド
- Linux/Windowsコマンド対応表
- bashのキー操作
- コマンド逆引き表
書籍情報
- 発売日 : 2018/3/1
- 仕様:四六・320ページ
- ISBN-10 : 4798155969
- ISBN-13 : 978-4798155968
- 出版社 : 翔泳社
- 価格:2,380円+税
- 電子版:あり
リナスクレビュー
エスパくん
- 自分がちょうどLinuC受験をしようと思っていた頃に発売され、すぐに飛びついたのですが、当時からずっとお世話になっているリファレンス本です。四六判で持ち運びやすいので、 スクールに通っていた時は毎日持参していました。
- ABC順ということで、「あのコマンドのオプションってどんなのがあったっけ?」みたいな状況に役立ちます。軽量コンパクトなのでパラパラッとめくって、直ぐに目的のコマンドのページにたどり着くことができます。関連コマンドが記載されているのも便利。
- オプションの表が一番はじめに載っているのも使いやすいです。中島先生の無駄の無い解説が素晴らしい。
- コマンドにはそれぞれ重要度が★1〜3で設定されています。★3つはLinuC試験にも多く登場するものばかりなので学習にも便利。巻末に「やりたいことから引ける逆引き辞典」も載っていますが、こちらは結構ざっくりしたものです。テーマ毎にコマンドを調べたい場合は、技術評論社の「Linuxコマンドポケットリファレンス」の方が便利かもです。
ココが素晴らしい!
- 軽量コンパクトな四六判で持ち運びしやすい
- ABC順ならではの検索性
- 無駄の無い解説
- LinuC試験対策に役立つ重要度設定
ココが惜しい!
- 税込2,500円オーバーの価格
- 対応ディストリビューションが昔のまま
- 誤植が三カ所あり(初版第一刷のもの)
この本のリナスク的評価
読みやすさ
(4.0)
内容の新しさ
(3.0)
初学者へのオススメ度
(4.0)
LinuC教材としての総合評価
(4.0)