教材紹介:インフラエンジニアの教科書 & インフラエンジニアの教科書2 スキルアップに効く技術と知識

単なる知識だけでなく、現役インフラエンジニアである著者がこれまでに経験したことやノウハウが盛りだくさん。これからインフラエンジニアを目指す人はもちろん、現役のインフラエンジニアの方にも役に立つ1冊。

2作目は実務経験が数年のエンジニアを対象とした内容で、インフラエンジニアとして知っておきたい原理原則などをわかりやすく解説。

「インフラエンジニアの教科書」の基本情報

内容の抜粋

膨大なユーザを抱えるアプリのインフラの管理・運用に携わっている著者が、インフラエンジニアとはどういう仕事なのか、どういう知識やスキルが求められるか、インフラエンジニアになるにはどうすればいいかなどを、わかりやすく解説。

インフラエンジニアの世界に興味のある非エンジニアにも、現役インフラエンジニアにも参考になる1冊。

「インフラエンジニアの教科書2 スキルアップに効く技術と知識」の基本情報

内容の抜粋

「日々インフラエンジニアとして頑張っているけど、自分にはどうも何かが足りない気がする」と思ったことがあるかもしれません。OJT(On the Job Training)による実地訓練を通してインフラエンジニアとしての経験を積んでいるうちにさまざまなことができるようになったとしても、インフラエンジニアに必要な基本的な知識をしっかり押さえないまま経験だけが増えていくと、「一応いろいろなことができるようになったけれども、詳しく知らないし、他の人に説明できない」といったことが増えてくるようになります。

主に実務経験を数年積んだインフラエンジニアを対象に、OJTや日常業務からでは身に付けにくいインフラエンジニアの必須知識をわかりやすく解説。

著者

佐野 裕

1973年生まれ。神奈川県出身。慶応義塾大学大学院政策・メディア研究科修了後、富士通株式会社でSE職を経て、2000年創業から現在所属しているLINE株式会社でインフラエンジニアとして勤務中。趣味は日本酒やベルギービールを飲むこと、海外旅行、ベースギター、および韓国語。

目次

インフラエンジニアの教科書

  • CHAPTER 01 インフラエンジニアの仕事
  • CHAPTER 02 サーバ
  • CHAPTER 03 OS
  • CHAPTER 04 ネットワーク
  • CHAPTER 05 ストレージ
  • CHAPTER 06 購買と商談
  • CHAPTER 07 データセンター
  • CHAPTER 08 ソリューションとセキュリティ
  • CHAPTER 09 インフラ運用
  • CHAPTER 10 大規模インフラ
  • CHAPTER 11 インフラエンジニアの成長

インフラエンジニアの教科書2 スキルアップに効く技術と知識

  • CHAPTER-01 プロトコル
  • CHAPTER-02 OS
  • CHAPTER-03 ネットワーク
  • CHAPTER-04 データベース
  • CHAPTER-05 WEBのサーバサイド開発言語
  • CHAPTER-06 共通鍵暗号方式と公開鍵暗号方式
  • CHAPTER-07 障害対策と障害対応
  • CHAPTER-08 よく知られたセキュリティ攻撃
  • CHAPTER-09 インターネットの運用と発展をつかさどる組織や団体
  • CHAPTER-10 RFCの読み方と作られ方
  • CHAPTER-11 世界規模のインターネットサービス運営
  • CHAPTER-12 インフラエンジニアとして目指す方向

登録情報

インフラエンジニアの教科書

  • 発売日 : 2013/10/26
  • 仕様 : A5・184ページ
  • ISBN-10 : 4863541333
  • ISBN-13 : 9784863541337
  • 出版社 : シーアンドアール研究所
  • 価格:2,000円+税
  • 電子版:あり

インフラエンジニアの教科書2 スキルアップに効く技術と知識

  • 発売日 : 2016/8/26
  • 仕様 : A5・256ページ
  • ISBN-10 : 4863541864
  • ISBN-13 : 9784863541863
  • 出版社 : シーアンドアール研究所
  • 価格:2,130円+税
  • 電子版:あり

リナスクレビュー

https://linuc.spa-miz.com/wp-content/uploads/2020/09/meface.pngエスパくん
  • 明確にインフラエンジニアを目指すという人にとってはバイブルとも言えそうな内容。実務に即した内容や事例が盛りだくさんでインフラエンジニアの仕事について具体的に知ることができる点でも貴重
  • 無印が2014年発行、続編が2016年発行と聞くと内容が古いのではと思うかもしれませんが、インフラエンジニアに必要な知識は昔から連綿と続く技術の継承が多く、ある種不変な内容も多いので全く気になりません。
  • クラウド全盛時代ではありますが、クラウドも実際はオンプレミスで構築されているわけなので、この本でしっかりとインフラの基礎を押さえることでAWSやGCPへの理解も深まると感じました。
  • 実際に手を動かすようないわゆるハンズオン的なコンテンツはほぼありませんが、この本を通じてインフラエンジニアの業務を把握できていれば、資格取得関連教材に書かれている内容も身につきやすくなると思います。
  • インフラエンジニアにとどまらない内容も多く、続編の2ではネットワークやデータベース、Javaのような開発言語、セキュリティなど、インフラだけに限定しないエンジニアとして身に着けておきたい知識についても学ぶことができます
  • LinuC教材としての評価は低くしましたが、エンジニアを目指す人が読む本としては最高評価を付けたいです。レベル関係無く、LinuC取得を目指す人にも是非読んでもらいたい良書です。買うなら是非2冊セットで。
ココが素晴らしい!
  • インフラエンジニアを目指す全ての人にオススメ
  • エンジニアを目指す人が読む本としては最高評価★★★★★
  • 実務に即した内容や事例が盛りだくさん
ココが惜しい!
  • 座学中心なので手を動かす要素はほとんどありません

この本のリナスク的評価
読みやすさ
(4.0)
内容の新しさ
(3.5)
初学者へのオススメ度
(5.0)
LinuC教材としての総合評価
(3.0)

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