ギブリー、LinuC学習コンテンツを活用してITエンジニアの採用と育成を支援するサービスを機能強化

HR Tech事業、DX事業、Conversation Tech事業、Incubation事業を展開している株式会社ギブリーが、LPI-Japanビジネスパートナーへの加入と合わせて、エンジニアの採用から入社後の「研修・育成」までをワンストップで支援するプログラミング”学習・試験”プラットフォーム「track」のコンテンツ強化を行うと発表していました。

具体的には、LPI-JapanがLinuCの学習者向けに提供しているサンプル問題を「track」内で活用し、エンジニアを対象としたLinux技術の理解度を測る試験コンテンツを充実させるとか。これにより、理解の達成度の確認を多面的に行えるようになることを期待するとともに、今後「track」上でLinuCの学習教材の提供も計画しているとのこと。

LPI-Japanは今回のギブリーのビジネスパートナー加入を通じて、「track」などのエンジニア育成の取り組みを支援するとともに、オープンテクノロジーに関わるエンジニアが評価され活躍できる環境を整備していく活動にも積極的に取り組み、社会貢献を行うとしています。

ギブリーのプログラミング学習・試験プラットフォーム「track」は、企業のDX実現におけるスキルフルなエンジニアの採用や育成を目的とし、企業の技術試験として導入実績がすでに200社以上、年間の受験者総数は20万人を超えており、先端技術における問題をパートナーと連携して開発してきた実績があります。

LPI-Japanが持つ「LinuC」のコンテンツをtrackに展開するという今回のパートナーシップは、これからの技術者に求められる「OSの知識」や「クラウド時代に必要な仮想化スキル」等の把握を促進することになるため、利用企業の採用や人材育成戦略の多角化につながると確信しているとギブリー担当者はコメントしています。

また、LPI-Japanの鈴木理事長も、学習プラットフォーム「track」にLinuCの学習コンテンツを展開することで、これからの技術者に求められるクラウド・DX時代に必須の「OSの知識」、「仮想化の知識」、「OSSの知識」、「コンピュータアーキテクチャ」などを学ぶための新たな学習環境を提供でき、より多くの企業の皆様のエンジニアの育成と成長に貢献できるものと期待している、とのコメントを寄せています。

エスパくん

tracksは法人向けのサービスのようなので使用感はわかりませんが、これまでの導入実績からも信頼度は高いようです。体験版もあるようなのですが、体験版用途に関する設問を見るからに一般向けでは無さそう。一般向けにも解放してくれたら便利そうなのですが、難しいのでしょうかね…。