「まんがでわかるLinux シス管系女子」シリーズの累計販売部数が4万部を突破

株式会社クリアコードは、クリアコード社員の結城洋志さんが執筆した書籍「まんがでわかるLinux シス管系女子」のシリーズ累計販売部数が4万部を突破したと発表しました。

「まんがでわかるLinux シス管系女子」はLinux・UNIX系シェルコマンドおよびシェルスクリプトを初級~中級者向けに漫画形式で解説した技術書シリーズで、日経BP社刊「日経Linux」誌上にて2011年より連載中の「シス管系女子」および「#!シス管系女子」をまとめたものになります。

クリアコードは社内研修・技術顧問などを通じて各社の技術力向上を支援しており、著者の結城さんもそのような技術支援業務に従事しており、業務で得た知見と本シリーズ執筆で得た知見を双方向に活かしているとのこと。

クリアコード社は 2006年7月にフリーソフトウェア開発者を中心に設立したソフトウェア開発会社で、フリーソフトウェア開発で学んだことを継続的にビジネス分野に活用していくことで会社を継続し、同時にビジネスを継続することでフリーソフトウェアへ継続的にコミットメントしていく、という両立の実現が目的とのこと。

リナスクから一言

当サイトでもLinuC学習教材としてレビュー済みの「まんがでわかるLinux シス管系女子」は、システム管理部門の新人社員「利奈みんと」ちゃんと先輩社員「大野桜子」さんとのやり取りを通して、すぐに役立つ情報を分かりやすく解説してくれます。

レビューにも書きましたが、自分はLinuxの勉強を始めてから日経Linuxの定期購読をはじめ、そこで連載を目にしてから即ファンになってしまい、すぐにムック全巻を電子版で購入しました。

作品はフィクションですが、作者のPiroさんが現役エンジニアというだけあって、現場描写がリアルで、実務の中でLinuxコマンドやシェルスクリプトを駆使して課題に取り組み、先輩と一緒に困難を克服して成長していく様は端から見ていても本当に楽しいです。

自分はエンジニアの経験がありませんでしたので、現場を知るという意味で本当に参考になりました。マンガを読みながら実際に手を動かす事もできます。LinuC取得を目指す人、現場を知らないLinux初学者、未経験エンジニアの人に是非このマンガを読んでいただきたい良書です。

エスパくん

4巻以降がなかなか出ず、随分と待たされていますが、こうした広報活動をするぐらいだから期待しても良いのかな…。