Qiita(キータ)は、プログラミングに関する知識を記録・共有するためのサービスで、日本最大級のプログラマーコミュニティの一つです。
コンテンツを構成しているのはQiitaを利用しているユーザーの投稿。現役エンジニアはもちろん、エンジニア予備軍、一般の方々含め、多くの人が利用している著名なサイトです。
Qiitaの思想は大きく以下の三つ。
- 記事を読むこと、記事を書くことを通して、読む側・書く側それぞれがお互いに関わり合って、再利用性・汎用性の高い情報を育てていくこと。
- 同じ分野に関心を持っている方やスキルセットが似たような方と、Qiitaの記事を通してつながる場とする。
- Qiita上で発信や評価などの活動をすればするほど、あなたに合った記事が届き、ほかのエンジニアと繋がり、エンジニアとして成長していける場所を目指す。
Qiitaは以下のような仕組みで運営されています。
ユーザはMarkdown形式で記事を投稿し、タグ付けなどを行うことが出来る。 各記事にはブログのようなコメント機能が備え付けられているほか、編集リクエスト機能が存在しており、記事の誤りを他のユーザが指摘・修正することができる。
Wikipedia
自分もLinux関連で疑問があるとキーワード検索しますが、結果としてよく出てくるのが、緑とグレーのコントラストが目に優しいQiitaの投稿だったりします。
あのコマンドのオプションってなんだったけ?
あのアプリの設定ファイルってなんだっけ?
など、急ぎで調べたい時など、結構な確率でQiitaの投稿が上位に表示されたりします。
投稿は、教材として使えるレベルの高度な投稿もあれば、個人的なメモ書きまで内容は実に様々。投稿は大きなカテゴリーで分類されてはいますが、多くのユーザーが投稿しているので、テーマによっては内容が重複しているものもたくさんあります。
当然、検索結果の上位は評価が高いものだったり、ビュー数が多いものになっているはずですが、人には個性がありますから、同じテーマであっても表現方法やアプローチの仕方が異なります。一応、投稿のガイドラインやマナー啓蒙もありますが、強制力はありません。
また、投稿内容については何も保証されていないため、誤った記述があったとしてもそのまま掲載されてしまいます。もちろん、ユーザー同士のコミュニケーションを通じて、情報が修正されていくこともありますが、あくまで自発的なものです。
つまり、Qiitaのコンテンツを信じるも信じないも利用者次第、自己責任ということです。Qiitaに集まる人の目的も様々なので仕方がないですね。
Wikipediaによれば、Qiitaの利用に関しては様々な論争があったようですが、閲覧者目線で言えば、検索で見つかる投稿に助けられる状況も多々あるので、サービスがうまく継続していくことを望んでいます。
ちなみに、LinuCをキーワードにして検索すると、合格した方が勉強方法などを解説する投稿をアップしていたりしますので、受験予定の方は参考にさせていただきましょう。
同様に、Qiitaを利用して、LinuCの学習過程をレポート化したり、復習用にまとめを投稿しておけば、あとで自分でも見返すことができますし、他のユーザーにとってもきっと有益な情報になりますね。